プロフェッショナル・ㇾビューイングのご感想

 


学会誌の提出期限が迫っていた為に、3万字を超える論文であった にもかかわらず、短期間でしっかりと読み込んで頂きありがとう ございました。 総評において、まず私の論文について全体的には肯定的な評価をして 頂けたのが大変嬉しかったです。

その上で、論文を書く上でのパラグラフの作り方や、論理の展開 の仕方など丁寧なご指導をして頂き、私はそういった素養が欠けて ていたので、とても助かりました。 それから、何よりも、論文の目的や考察にまで影響するような 私の論文のウィークポイントを明確に指摘して頂けたのが良かった です。

今回は、学会誌の文字数規制が1万5000字であったために、急遽 論文を半分に縮小せざる得なかったのですが、その作業を行う上で プロフェッショナルレビューイングで指摘頂いたことが非常に有効 でした。 総評とは別に、論文に対して細かくコメントを付けて頂きましたが これも大変、役に立ちました。

特にありがたかったのは、上手に書けているところを指摘して 「このセクションを水準に他のところも修正するとよいと思います」 とコメント頂けたことです。 自分の書いた所であれば、自分でも真似をすることができるので 他の個所を直す時の役に凄く立ちました。

総じて、とても建設的にコメントを頂けて大変ありがたかったです。

 

(通信機器メーカー・経営者 /R・W様)

 


 

私が不安に感じていた部分を丁寧にご指摘いただいており納得できております。

まず初めに、1か月のレビュー期間を想定されているところを3週間で仕上げていただいたことに感謝します。

そして、内容も十分に満足のいくものでした。引用・参考文献や、著者の意図を読者にどう伝えればわかりやすいかという点の洞察・指摘が素晴らしいのはもちろんのこと、特筆すべきは、ご指摘いただいている内容の多くが、論文全体の根幹、構成、結論にかかわる重要なご指摘であるにも関わらず、その指摘を読んだ私が、少しもへこたれていないことにあります。

これまで、英文、和文問わずに学術論文をいくつか投稿してまいりましたが、書いている本人が訴えたいことやそのモチベーションを挫かれそうになる経験をたくさんしてまいりました。結果的に素直に指摘されていることを理解しようともせずに、「論文が通りさえすればいい」という気持ちになることがしばしばでした。もちろん学術論文も専門家が真剣にレビューしているので、同じような内容を指摘されているのかもしれませんが、京極さんが著者の思いをくみ取って、ともに良いものを創造していこうという姿勢を査読コメントのすべてで貫かれていることに敬服いたしました。

私が最初に作ったものの考えが足りないと言われればそれまでなのですが、自分でもそれとなく気がついている「足りなさ」を、他人から強く指摘されることは、あまり気持ちの良いことではなく、前向きにとらえられなくなるものです。出来上がったレビューをいただいて、すぐに目を通しましたが、途中でいやな気持になることもなく、最後まで一気に読んでしまいました。そして、むしろより良くしようという気持ちがあふれてきました。

ありがとうございました。
 

(医師・研究者 /K・H様)